思考訓練の競馬

私が学生時代愛用していた英語参考書のバイブル「思考訓練の場としての英文解釈」からの連想で名付けたサイト。

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京都牝馬S予想 大雨の京都でブンブン振り回せ!


京都は5R時点で雨足が強まってきました。天気予報では午後には止むらしいですが、そもそもずっとタフな馬場な上にこの降雨ですから相当に馬場の巧拙が影響してくるでしょう。

そして、これは小倉も同じですが、重くなりすぎて容易に差しも届かないという状況で、前々で運んで粘りこむのが勝ちパターン。

京都牝馬Sもここを意識して、先行力+スタミナに秀でた馬を狙う。

となれば1400mがベストというよりは、1600m~1800m型の方が狙いやすい。

◎ディメンシオンはまるで人気がないが、重賞でも好走歴が多くまず格は足りる。母父がモンジューなので父がディープでも切れ味よりも、先行して持続力を生かすのがこの馬の持ち味。

今の馬場にはベストな特徴だ。重馬場 (2-0-0-1) も心強い。

他は先行力があっても1400向きすぎたり、良馬場ベターだったりと付け入る隙は多い。

それならば、同じく先行力があり、マイル重賞でも好走歴のある○アマルフィコーストで振り回したい。昨年も13人気で3着に食い込んでおり舞台適性も高い。


ただでさえ荒れやすい牝馬限定の重賞で、そこに重馬場とくればヤンチャな馬券で勝負したい。


レース予想、3歳馬回顧、Target活用テクなどYoutubeで発信しています!✅
 https://www.youtube.com/channel/UC2Rt9vG_kGf0hdloYf6fO8w 

愛知杯G3 予想ひとことコメント



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Youtubeの補足です。具体的な予想は動画でご覧ください。

 


牝馬のハンデ重賞というと荒れる代名詞みたいな条件ですが、吉田しげるの予想としては割と固めにおさまりました。

その他の平場のレースなども随時Twitterでつぶやくので是非情報を共有しましょう! 

Twitter 吉田しげるアカウント
https://twitter.com/like_father_son 

ロードカナロアは開幕前半の高速馬場が得意?

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阪神・中山開催が始まって目につくのは、芝のタイムの速さとロードカナロアの好調です。

ロードカナロアの今開催での芝成績は( 9 - 4 - 3 -20 / 36 ) 勝率25% 複勝率44.4% 単回収700 複回収152と絶好調。

また芝の高速さを裏付けるのがレコード決着の多さです。4日間の開催で3競馬場で64の芝レース がありましたが、そのうち6レースでレコード決着です。

それぞれ 阪神4/中京1/中山1 となっていて阪神の高速馬場が特に目立つものの中京も中山も速い馬場に変わりないです。

これが一過性のものか、常にある程度使える傾向なのか、を見極めるためにロードカナロア産駒の成績を開催時期別に整理してみたいと思います。 


 図1.初開催における開催日別成績ーロードカナロア産駒 2019.12.13時点

※初開催に限定したのは連続開催だと開催日数がリセットされますがそれでは1日目でも馬場が綺麗とは限らないので、馬場が綺麗な状態に限定するために、初開催における開催日数を比較しています

勝率や複勝率など馬券に来る確率は開催日数によって大きな変化は見られません。

一方で回収率に目を向けると、特に単勝回収率が開催前半が高いことがわかります。

象徴的なのが2019/12/07の阪神芝未勝利1600mのショウナンラペット。12番人気で単勝2万馬券を演出しました。開催3日目の速い馬場で、前走京都のタフな馬場からの変わり身を見せました。

馬券に来る確率が開催前半に高くなるデータは出ませんでしたが、開催前半に単穴を開けやすい傾向が単回収率の高さから伺えました。



 

海外遠征帰りのぶっつけG1成績データを検証する。


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2019/12/13 更新

G1を複数勝つような強い馬は、今や海外のビッグレースを獲りに遠征するのが普通のこと。

しかし、あんなに強い馬だったのに海外遠征から帰ってきたら、別馬のように走らなくなるケースがありますよね。

そんな海外リスクを知るため、前走海外組の次走国内G1成績のデータを整理しておきましょう。

※集計期間:2009.01.01~2019.12.08


前走海外⇨国内G1成績 


前走

着別成績

勝率

連対率

複勝率

単回収

複回収

海外

(6-6-6-43/61)

9.8%

19.7%

29.5%

22%

49%



このデータをどう見るでしょうか。わかりやすくまとめ直せば、勝率10%/連対率20%/複勝率30%ですね。人気もする馬が多いですから回収率はかなり低い値が出てますね。

過去10年間でのべ52頭が海外遠征からぶっつけで国内G1に出走しており、勝ち馬は6頭。

ウオッカ、ブエナビスタ、トランセンド、オルフェーヴル、ジャスタウェイ、リスグラシューと名馬がズラリ。逆に言えば、このレベルの馬でなければ海外帰りでG1勝ちは厳しいということです。

そこで人気別の成績もチェックしましょう。

前走海外⇨国内G1組の人気別成績


人気

着別度数

勝率

連対率

複勝率

単勝回収

複勝回収

1番人気

5- 4- 4- 1/14

35.7

64.3

92.9

57

112

2番人気

0- 1- 0- 7/ 8

0

12.5

12.5

0

21

3番人気

1- 1- 0- 3/ 5

20

40

40

108

100

4番人気

0- 0- 0- 7/ 7

0

0

0

0

0

5番人気

0- 0- 0- 1/ 1

0

0

0

0

0

6番人気

0- 0- 1- 4/ 5

0

0

20

0

52

7番人気

0- 0- 0- 2/ 2

0

0

0

0

0

8番人気

0- 0- 1- 5/ 6

0

0

16.7

0

88

9番人気

0- 0- 0- 4/ 4

0

0

0

0

0

10番人気

0- 0- 0- 1/ 1

0

0

0

0

0

11番人気

0- 0- 0- 4/ 4

0

0

0

0

0

12番人気

0- 0- 0- 1/ 1

0

0

0

0

0

13番人気

0- 0- 0- 2/ 2

0

0

0

0

0



はっきりとしたデータが出ています。前走が海外レースであっても今回1番人気に支持されていればほぼ確実に3着以内に来ています。14頭いてストレイトガールのたった1頭しか着外はありません。

海外遠征は輸送の負担、様々なルーティンに変化が生じて能力を発揮しきるのは難しい中にあってもチャンピオンホースは結果を出していることが読み取れます。

逆に1番人気以外の馬をまとめれば、以下のようにかなり厳しい成績。


人気

着別度数

勝率

連対率

複勝率

単勝回収

複勝回収

2人気以下

1- 2- 2 -42/47

2.1

6.4

10.6

11

31



海外遠征に行く場合、基本的にG1で"勝ちに行く"レースですから、目一杯仕上げることも次走苦戦の要因でしょう。

とはいえ、人気を基準にして馬券を検討するというのも他力本願な気がして満足できませんよね。

海外での着順別

そこで、前走の海外レースでの成績別にデータを見てみます。


前走

着別度数

勝率

連対率

複勝率

単勝回収

複勝回収

1着

1- 2- 1- 7/11

9.1

27.3

36.4

15

47

2着

3- 2- 1- 4/10

30

50

60

47

68

3着

1- 0- 1- 5/ 7

14.3

14.3

28.6

77

62

4着

0- 0- 0- 8/ 8

0

0

0

0

0

5着

0- 0- 0- 3/ 3

0

0

0

0

0

6~9着

1- 2- 1- 9/13

7.7

23.1

30.8

13

83

10着~

0- 0- 2- 7/ 9

0

0

22.2

0

35


海外でも連対している馬の成績が良いことがわかります。やはり今回の人気、そして前走の海外成績ともに良い方が好走確率が高いです。

ただ海外での着順が悪くても馬券内に来ている馬も多いように、着順はそこまで気にしなくても良さそうです。


結論

・海外に行くような馬はレベル高くぶっつけもOK

・特に1番人気・海外で好走組は鉄板


ディープインパクト×母父Unbridled's Songは好相性?早熟?データから検証する

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朝日杯で人気を集めるであろうレッドベルジュールや東スポ杯を圧勝してクラシックの主役に躍り出たコントレイルなど、共通するのはディープインパクト×Unbridled's Songの組み合わせの配合です。
この配合を今一度データで整理しておくことにしましょう。


検証ポイント

 1. ディープインパクト×Unbridled's Songは好相性か 
 
   2. ディープインパクト×Unbridled's Songは早熟か

 

※データはすべて2019/12/11時点でのものです。


まずは図1で父ディープインパクトの母父Unbridled's Songとその他の母父の重賞成績を比較しています。

図1.ディープインパクト×Unbridled's Songの頭数と重賞勝ち馬

スクリーンショット 2019-12-10 13.22.40
 

まずディープインパクト産駒が1529頭おり、その内のたった21頭で1.4%しかいないのが母父Unbridled's Songです。

サンプルが少ないため、かなり統計的な信頼は低いですが、これは競馬の世界では頻繁にあることなので目をつぶりましょう笑。

そして母父Unbridled's Songはディープ産駒全体の重賞勝ち馬のうち2.6%を占めており、頭数比率よりは約2倍高い割合となっています。

このことから母父Unbridled's Songは平均的なディープ産駒よりも重賞勝ち馬率は高く、良い相性の血と言えるでしょう。


加えて勝率や回収率も比較してみましょう。

図2.ディープインパクト×Unbridled's Songの馬券成績
スクリーンショット 2019-12-11 15.34.15


サンプル数に大きな差はありますが、ディープインパクト×Unbridled's Songの組み合わせの馬券内率が高いことがわかります。回収率は他の母父とほぼ同じです。

もう少し具体的に、母父Storm Catとの比較も加えておきましょう。

図3.
スクリーンショット 2019-12-11 16.31.45

あの有名なニックスにも劣らない数字ではありますね。


また逆に母父Unbridled's Songからの視点で、父ディープとそれ以外を比較したのが次の図4です。

図4.母父Unbridled's Songと父の比較
スクリーンショット 2019-12-10 14.48.26


母父Unbridled's Songの馬の内で、父ディープは9.2%に過ぎないにも関わらず、重賞勝ち馬を7頭中3頭出しており、比率からいえば大成功な組み合わせだと言えます。
より正確に言えば、母父Unbridled's Songは父ディープインパクトによって、成績が大きく上昇するということです。


とはいえ、重賞勝ち馬は3頭のうちの2頭は今年の2歳世代のレッドベルジュールとコントレイルで、それまでに重賞を勝っていたのはダノンプラチナのみ。
ダノンプラチナも2歳時に朝日杯を制して以降は、重賞は富士S勝ちのみで3歳以降の成績は(2−0−3−5)とディープ産駒としては威張れる成績ではないでしょう。

つまり早熟性の高い配合ではないか?という疑いが浮かびます。

というのも、このディープインパクト×Unbridled's Song配合からの20頭は、母の母の父がTiznow,Gone West,Silver Ghost,Storm Cat,General Meeting Slew o'Goldの6パターンでいずれもアメリカ系の血統です。

Unbridled's Songもアメリカの名血なので、アメリカ血統全開の配合馬になるので早熟性が高いのでしょう。


ディープ産駒の代表産駒たちは、軒並みヨーロッパのノーザンダンサー系の血を持っており、いわゆる王道の成功パターンからは逸れるのだと思います。

データを確認しましょう。図5.は母父Unbridled's Songとその他の母父とを、出走割合と勝利数の割合を比較したものです。

図5.ディープインパクト×Unbridled's Songの出走割合と勝利数割合

スクリーンショット 2019-12-11 16.00.03

ちょっと嬉しいデータが出ました笑。

ディープインパクト×Unbridled's Songは、相対的に2歳時の出走数・勝利数ともに高い割合を占めています。

3歳時には大きな差がないですが、4歳以降はそもそもの出走数が減っていきます。それは早熟ゆえに能力の伸びに期待できずに引退させるパターンも含まれているでしょう。

また重賞成績もディープインパクト×Unbridled's Songは4歳以降は7回出走して1度も連対していません。

となればディープインパクト×Unbridled's Songの組み合わせは2歳時の完成度が高いと言えます。

そう考えると、コントレイルの東スポ杯の圧勝なんかも、過信は禁物であると言えます。2歳時における完成度の高さ分は割り引いて考えるべきでしょう。











 
プロフィール
◆Thinker 大阪大学出身 27歳 競馬を愛するノマドワーカー。
◇データや傾向の具体的な知識にのみ頼るのではなく、演繹的思考から得られる理論・理屈を重視しています。

私の競馬履歴
◇私の競馬の見方に強く影響を与えているモノ
・「推測と反駁-科学的知識の発展-」
  (著 カール.R.ポパー)
・「サラブレッド配合史」(著 笠雄二郎)
・「血は水よりも濃し」(望田潤の競馬blog)
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